片付けが苦手、片付かない。そんな悩みを持つ人が家を建てる場合、「どんな収納にしたら片付く家になるのか」は最大限の関心ごとだと思います。
雑誌やモデルルームで片付けやすそうな間取りを探す前に、今、この家で散らかっているアイテムは何か、観察してみましょう。
■散らかりあるある№1「ダイニングテーブル周り」
あるある№1は「ダイニングテーブル周り」です。
隣接するキッチンカウンターも含まれます。
何が散らかるかも、ほぼ決まっています。
・新聞、書類系
・薬系
・文房具
・調味料、食品
・その他の小物(衛生用品・オモチャ・)
それらは「今」使っているモノいがいに、過去につかっていたものがそのまんまその場所に居続けている場合もあります。
まずは、その「今は使わないモノ」を取り除きましょう。
そして、残った「常にここにあってほしいもの」の定位置を、テーブル以外の場所に設定しましょう。
おススメは近くに棚を作る。もしくは、移動式ワゴンに定位置を作る。などです。
もう一つ、ダイニングチェアにかかる衣類の定位置も決めましょう。
椅子にかかる衣類は、シワになってほしくないものがおおいです。
ハンガーをかけられるフックを近くに設置するのでもいいかもしれません。
■散らかりあるある№2「リビングテーブル周り」
リビングテーブルまわりの散らかりの特徴は、机の上だけではなく、床にも散乱する事です。
モノの種類としては、
・飲み物
・書類
・オモチャ(作り物、お絵かき等の創作物、ゲーム)
・食べ物
ダイニングまわりとほとんど同じです。違いは床に散乱するもの達。多くは服かオモチャです。健康器具の場合もあります。
少し大きめなので定位置設定は難易度が高くなります。
本当にリビングに必要なのか、本当に使うモノなのか。手放す事や移動する事を考える必要もあります。
■散らかりあるある№3「ソファの上」
ソファの上に積み重なりがちなのは、ほとんどが衣類です。
・コート
・制服
・ルームウエア
・洗濯物
・かばん
等が中心となります。ぬいぐるみが場所を占めている場合も。
コートは定位置をリビング入り口に設定しましょう。
制服も、子供たちがリビングで着替えをするならば、その場所に定位置を作る事が一番維持率が高いでしょう。
洗濯物がソファに居続けるというのは、しまう場所に問題があるからかもしれません。タンス置き場は二階ですか?冷暖房は効いていますか?もう少し仕舞いやすい場所があるならば、そこを収納場所に設定するのも一案です。
■一階はモノが溜まりがちに。便利をとるか、スペースを取るか
便利を追求すると、どうしても家族がいつもいる場所、そして冷暖房が聴いている場所にモノを全て置きたくなります。
しかし、スペースに限りがある場合、そうもいかない場合も。
その場合は少し遠い定位置に、戻す工夫が必要となります。
モノの量を減らす、ついでに持っていける工夫をする。気持ちを切り替える。
いろいろと試してみるのもよいですが、
つまりはあなたがどのような暮らしを望んでいるか・・・理想のゴールが大切になって来ます。
多少手間でもスッキリを目指すのか、
それともひたすら楽であることを望むのか。
どんな場所でも、「もとに戻す」と覚悟を決める事なくしては、片付いた空間は手に入らない。
それは、定位置が近くても、同じです。
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