私たちの国は「八百万の神の国」と昔から言われている。木にも、モノにも神がやどる国。と言う事は、「家」も神様と言う事だね。
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八百万の神の国・日本。
子供たちは、米粒一つにも神様が宿ると教わって大きくなる。
着物を縫う針にも、髪をとく櫛にも、神様が宿ると信じているから、
私たちは「捨てる」事が苦手だ。
だって、なんか申し訳ないし、下手するとたたられそう💦なんてね。
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だから、お雛様や着物を手放すのも、えらく躊躇する。
もちろん家を建てるときには、地鎮祭という儀式をする。
土地の神様にご挨拶をして家を建てさせてもらうために。
そこまでの日常をおくりつつ、日本人って「え、宗教とか特にないよ。ぼくは無神論者だよ」なんて言うけども・・・いやいや。
私たち日本人は、生活の中に宗教があまりにも自然に溶け込みすぎて、
息を吸うように神様を信じ、何の疑いもなく正月はお参りにいくのです。
意識してなかったけどね。
■家という神様
針にも、櫛にも、トイレにも、神様は宿る。
と言う事は、家自体も神様みたいなもんだと思わない?
家族を守ってくれる神様。
きれいに掃除すると、家の雰囲気が軽くなるし、
しばらく家を空けると、げっそりとやつれたように家は傷む。
お客様がたくさん来る家は、栄えるとおじいちゃんも言っていた。
家も神様。
そう思っていても罰は当たらないよ。
神様というのが抵抗があれば、「意識体」だと思ってもいい。
モノも、家も、「意識体」だ。粗末に扱っていいモノなんて、何一つない。
■神様は不浄を嫌うから
家が神様だと思ったら、ちょっと気持ちが変わってくる。
だって、神様は「不浄」を嫌うのだから。
神社がいつもピカピカなのは、そのせいっていうじゃない。
神様が喜ぶのだったら、そりゃそれが一番だよ。
■神様って「あなた」自身でもあるんだけどね
そんなふうに、「日本にはたくさんの神様がいる」と思っている日本人はきっと多い。
でもね。
ついつい忘れがちだけど、
本当は八百万の神とは、人間も含めて全てが神という意味らしい。
そう、あなたも、八百万の神の一人なんだ。
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「古事記」とか読んでもわかるけど、日本の神様って、なんか完璧じゃないんよね。
いろんな個性の神様が、たくさん集まって、助け合ったり、けんかしたり、結婚したりする。
まるで今を生きる私たちと、そう変わらない。
遅くに帰ってきて、靴下を脱ぎっぱなしにするあなたのご主人様も、神様。
ランドセルを玄関ホールで「ばーーー」ってやるあなたの息子も、神様。
そう考えたら、なんかほほえましくなって来ちゃうよね(^^。
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