バックヤードの無いホテルがきれいに片付くかっ・・・ちゅー話。
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脱力系ライフオーガナイザー®
徳島お片付けラボ
エクリュプラス
竹内真理のブログ
こんばんは。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
今年の二月に鳴門教育大学のお金で都心の高級ホテルに泊まった件(じゃなくてお茶の水女子大の講座だろ。どっちがメインなんだ)
東京には子供や友人が住んでいるから、お金を出してホテルとか普通は泊まらない私ですが(おひとり様行動できないやつ。)今回は二日続けての予定でしたので、ホテルをとってくれたんですが・・・

しかもなぜかツイン。どっちで寝るか悩むー。そわそわする私。
まあ、美しく整えられてなんとも快適でした✨
お客様が「ホテルのような部屋にしたい」というのも理解できます。
がっっ。
この室内だけではなく、廊下も、ロビーも全てが完璧に美しく保てているのには、
一般家庭には無い「あるもの」の存在があります。
それは、「バックヤード」という存在です。
■「裏」があってこその「表」
ホテルだけではなく、
オシャレなカフェでも、美容室でも、アパレルショップでも、ショッピングセンターでも、
「スタッフオンリー」の扉の裏は別世界並みに雑然としているものです。
倉庫に積み込まれたストック、従業員の私物、出しかけのゴミ。
「魅せる」事など一切考えなくていい、効率重視の空間。
清潔さは重視しても、少なくともそこには「魅せるためのストックルーム整理術」なんて存在しません。
色を制限するために白いボックスに入れる事もしない(仕入れた時の段ボールのまま)。
そこで寛げないか・・というと、意外とそうでもなくて、
素のままの自分でいられる分ホッとしたりして。
同僚と笑ったりお弁当食べたり、短い時間で英気を養って、また「表舞台」に立つ顔に戻るのです。
もし、
「うちは一流ホテルだから全てが美しくなくてはならない。バックヤードを廃止する!」
なんて言われたら、いろんな物を隠す余計な業務が猛烈に増えるし、
パイプ椅子に「ふぃー💨」とだらけて座る事も出来なくなりますよね・・💦
それはちょっとシンドイかな・・・💦
全部が「表」とか、ありえないよ・・・。
人間も、空間も。
そう思いません?
■今の家には「バックヤード」が無い。
しかし、その「すべて表」を実現させようとしているのが、昨今の「素敵ライフ」のイメージです。
収納の雑誌や収納ブログを見ていたら、キッチンの引き出しから、パントリーから、はたまた冷蔵庫の中、玄関収納まで・・・
「すべて美しい」!!!(@_@)キャー
いわんや、リビング、キッチンが美しいのは当たり前・・・のような情報発信をされていますが、
それ、
「バックヤードの無い高級ホテル」の話と、ちょっと似ていませんか。
もし、ホテルの従業員が、ロビーの隅っこでお昼休憩をとっていたら?
受付カウンターの後ろの壁に、段ボールを積んでいたら?
オーナーとしては、ちょっと平常心じゃいられませんよね。
私が思うに、今の家にはきちんとした「バックヤード」が無く、すべてが「見せ場」になっているからこそ
本来きれいにしておきたい「表」の部分に
ごちゃごちゃとした生活感が、滲み出してしまっているのかもしれない。
長くなるので、続きはまた明日(*´Д`)
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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