今までの家って、デコレーションケーキみたいなのが多かったんだよ。でも、そんな時代ももう終わりだよ。
らくちんなのに素敵に暮らせる
「わがまま間取り」
を探求したい
脱力系ライフオーガナイザー®
徳島お片付けラボ
エクリュプラス
竹内真理のブログ
こんばんは
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
コロナコロナで世の中は大変だから、こんな時に家なんて建てている場合じゃないよ、と思うかもしれませんが、
家を建てなきゃいけないような状況にある人って、どんな時代にでもいるもので、
リフォームしないと住めない、とか、ね、いろいろとあるわけです。
だから、こんな時代でも、私のライフワークの「ちいさなふつうの家作り」に対する発信は、くじけずまいりまーーーーす!
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■デコレーションケーキのような家ってどゆこと?
デコレーションケーキのような家って、つまりは
いろんなワクワクした要素を盛沢山に詰め込んだ見どころたっぷりのモデルルーム的な家って事です。
ウォークスルー玄関収納とか、ママ楽家事コーナーとか、たっぷりパントリー、中二階スペース、ロフト、ニッチ、半地下スペース、屋根裏部屋、ま、こんなところかな?高級なところで言うと、岩盤浴ルーム、シアタールーム、ワインセラー・・・
あげ始めたらきりがないけど、世の中には「わー✨素敵ー✨」と、お客様の心をわしづかみにするようなありとあらゆる工夫ある間取りを開発して、他社との差別化をしてお客様を呼びこむ商業的手法が溢れています。
世界が豊かで発展し続けている時は、その繁栄がずっと続くものだと思っているから、
どんどん自分の願望をひたすら叶えていけばよかったと思います。
買物に行って衝動買いをするように、素敵なライフスタイルをまるで「家」が叶えてくれそうな夢を見る。
何が悪いの?家くらい好きに建ててもいいじゃない。私のお金なんだから。
それが、今までの世界だったんだと思います。
私のお金なんだから、どう使ったっていい。
でもね。
その家、そのデザイン、何十年素敵でいられるのかな。
何十年後、その家はあなたにとって住みやすいのかな。
もし、その家を子供たちに譲るとしたら、そのまんまで引き続き住んでくれるかな。
住んでくれないとしたら、その家は、大きければ大きいほどに、資源を無駄にしている事につながってしまうのです。
■家を小さくシンプルに建てる事が環境負荷を下げる
家をシンプルに小さく建てる事のメリットはたくさんありますが、
今日はその中の一つ、環境負荷についてお話しました。
大きくてゴージャスで、よい建築資材を使って建てられても、その時代のライフスタイルに合わなければ、結局壊す事になってしまっているのが、今の日本の住宅の現状です。
今は100年住宅とか言われていますが、実際は30年~50年、せいぜいそんなところで建て替えとなる場合が多いのです。
なぜなら、リフォームとしてお金をかけるくらいなら、もう少し足して新築にする方がいいような気がしてしまうからです。
なぜ、そんなに早いスパンで家の魅力が損なわれてしまうのか・・・。
それは、やはりその時その時の短期的流行要素を組み入れてしまうと、魅力も褪せやすいからではないかと思います。
だからこそ、シンプルでいろんなライフスタイルに合わせやすい形で、短期的流行を追わないほうが、
長く愛していけると思うのです。
余計な装飾をしないからこそ、住み手の趣味嗜好に沿う事が出来る。
住宅とは、本物の素材できちんと作られた、シンプルな箱でいい。それも、可能な限り小さくていい。

例えるなら白いご飯のような家。
私たちは、必要なモノを必要なだけ、地球から頂き、住ませてもらっているのです。
お金があるとか、無いとか、関係なく、余計なモノを一人で抱え込んではいけないと思うんです。
モノも、家も・・・ね。
「これからの日本の住宅」を考える上で、私の一番底に流れる基本的理念です。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
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