暮らしの「当たり前」にメスを入れるよ。
らくちんなのに素敵に暮らせる
「わがまま間取り」
を探求したい
脱力系ライフオーガナイザー®
徳島お片付けラボ
エクリュプラス
竹内真理のブログ
こんばんは。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
今日から第三章に突入します。
テーマは「日本人の暮らしにフィットするもの・しないもの」
スポンサーリンク
アフターコロナの家作りでは、「家の小規模化」が必須だと勝手に思っている私ですが、
それは、実は工務店さん側も考えている事で、膨張するお客様からの要望に予算が膨れ上がる事を常に心配してくれているのです。
人生、家だけにお金をかけるわけにいかないからね。
でも、結局はお客様の「一生に一度の家作り」のイベントとして、こだわりたい気持ちをむげにも出来ず、追加追加・・という結果になってしまう。
なので、この章では、
特にこだわってるわけではないが、あるのが当たり前だと思って採用している家のパーツを
いちいち見直してみる・・と言う事にチャレンジしてみたいと思います。
こだわりたいとこにはお金をかけたらいい。
で、そうでもない部分を削っていきましょうよ。
■日本の住文化は進化の途中
こちらの記事でも書きましたが
日本の住文化は、まだまだ進化の途中です。
従来の「和風」の暮らしから
異種たんぱく質みたいな「洋風」のアイテムをどんどん取り込み、必死で消化している段階。
日本はそもそも、外からの文化を取り入れて消化し、自分なりにカスタマイズして昇華するのが得意な民族と言われているけど、
住文化に関しては、その消化が追いついていない💦感が満載でございまして(⇔暮らしのおしゃれ達人を除く。これは一般ピープルの私たちの話)
■多種多様な「インテリアテイスト」

輸入クロスは素敵で心奪われるけど。
家の形だけではなく、同時に輸入されたインテリアテイストも多種多様です。
懐かしのアメリカンカントリーから、北欧風、南欧風、イタリアンモダン、ブルックリン、アジアンリゾート・・あと何があったっけ・・・的な、ごちゃまぜカオスなのです。
で、それだけのインテリアテイストを網羅すべく、壁紙も、カーテンも、タイルも、ドアデザインも、すべての建材のデザインがもう、いーーーっぱい。
しかし
選択肢が多いという事は、それだけ「選ばれなかったもの」のロスも膨大なんじゃないの?
なんてうがった見方もしてしまったり。
■国内に流通している商品・建材はほとんどが「○○風」の偽物

トレンドは変えの利くインテリア小物で追いかけよう。
それに、海外の文化はお洒落で素敵ではありますが、所詮それらの多くは「偽物の真似っこ」にしかすぎない・・という微妙な一面もあり、
ファッションや、インテリアファブリックなど取り換えの利く消耗品で取り入れるならまだしも、
30年以上も住む「家」に真似っこの偽物の「○○風」を取り入れるのはちょっとアレかと。(毎回言ってほんとごめん。)
余計な事を言っているのは承知の上で言うけど
そろそろ成熟期を迎えようとしている日本で、いまだに「住文化」がふわふわしてるって、
例えるなら
いい大人がサンリオキャラクターのTシャツ着て喜んでいるみたいなもんだったりしてね!(*’ω’*)エヘッ✨(←毒を顔文字でごまかす作戦)
いい加減、これからの「日本の住文化」てのを真面目に考えてみようよ。
スポンサーリンク
■住文化混乱期でも失われなかった「日本文化」

https://www.pinterest.jp/pin/447756387954953509/
オトナのサンリオTシャツとか、散々言い放った後ではありますが、
私たちは根本的なところで、大切なものをずっと守って来ています。
例えば
・靴を脱いで上がる習慣
などは、今回のコロナ対策で世界的に賞賛を浴びましたよね。
あと、何度も言っている「畳」。
ふすまや床の間などの意匠は消えつつあるけど、
「引き戸」なんかも、いまだにとても人気です。
だって狭い家では引き戸はとっても便利だからね。
後は、靴を脱ぐ・・に関連して、「床で暮らす」というのも特徴かと。
大きな窓好きとか「解放感」を特に大切にするのも、自然を愛する日本人らしさなのかもしれません。
一つの空間を多目的に使う智恵と、きれい好き、そして自然との共生。
今の「持続可能な社会」において、重要なキーワードがばっちりハマっているじゃありませんか。
そんな感じで、次回から「これ、ほんまにいるんかいな?」という暮らしのパーツについて考えていきたいと思います。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。