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日本人の暮らしの特徴って、「床大好き」って事じゃないかなと思い至った。
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西洋の人は室内でも靴を履いているから、まず床には座らないからソファが必須だけど、
日本の家は床もきれいだから、無意識にぺたっと床に座っても全然支障がない。
洗濯物を畳むときも正座するし、
ご飯を食べたら、ちょっと横になりたい気にもなるし、
テレビを見る時も、漫画を読むときも・・・ゴロンとするよね?私だけ?
・・・の話ではないと思うんだけど、どうだろうか。
いや、ソファの座面はなんか別の「モノ」が常に置かれていて、
座るのはラグの上で、ソファは背もたれ・・なんて話はよく聞く。
一説には、ふかっとゆったりしたソファでは、日本人の体には合わないから、
ふつうに座ると腰に負担がかかるのだそう。
だから、小さめのカチッとしたソファが体にはいいんだけど、だいたい、ソファにきちっとは座らないよね。
応接間じゃないんだから。リラックスするためのリビングに置くんだから。
だから、やっぱり、ソファは寝っ転がるためのフカフカのデカい奴のほうが人気がある。
夫婦ふたりなら、L字型を買いたがるのも、「一人が寝っ転がったら、もう一人が座れない」という気持ちの表れだろう。(夫婦肩を寄せ合ってラブソファ(古)に座っている人がいたらごめんやけど)
で、そこまでして買ったソファに、そこまで座らなかったりするんだよね。背もたれなんだよね。
とにかく、「日本人床好き論」は、私の推測だけど、
だったら、
ソファいらなくない?とも思っちゃうのです。
そもそも、ダイニングテーブルだって、常にモノが上に乗っかっていて、物置状態だったりして、
チェアにも旦那のスーツとかがモリモリ引っかかっていたりして、
ついリビングテーブルでご飯食べちゃったりすることがメインになっていたりする。
ダイニングセット、いらなくない?
なんか、そんな風に考えたら、普段の生活において、私たちって実は
ちゃぶ台があれば、あとは何もいらなかったりして!!?
まあ、これは非常に極端な話ではあるけれど、
だったら、ソファか、ダイニングセット、どちらかを無くすことは、意外と簡単かもしれないのです。
そもそも、今まで「どっちをやめようかな」なんて、考えた事がなかった。
家の必須要素として、どちらも空間に付随して「あるのが当たり前」と思い込んでいたけど、
そうじゃないかもしれない。
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お客様を呼ぶときに、凝った手料理をふるまいたい・・、女性のお客様が多いなんて場合は、
大きめのダイニングテーブルを「パブリックスペース」に設定して、
キッチンスペースと一体化させるのも素敵だが、
ご主人様がお客様を呼ぶ事が多いなら、少し大きめのリビングテーブルを中心とした「床座」のパブリックスペースにするのもいいかもしれない。
お酒を飲んだり、軽い食事を提供できるように、テーブルの高さに合わせて、ソファをローソファにするか、いっそ和風リビングにするのも新鮮だ。
リビングを和風の「床座」にすれば、お客様の人数はフレキシブルに対応できる。
ソファとダイニングセットを使わないと、部屋はかなり広く感じるし、実際に建坪を減らしても大丈夫だと思います。
和風と言っても、純和風にする必要はなく、
壁や建具はシンプルな仕上げにして、床だけを畳にするのでもモダンかもしれない。
リビングを床座のたたみにするのなら、圧迫感が出ないようにキッチンは一段下げて、キッチンカウンターの高さを低く設定するのも一つの手です。
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