和室。日本人だもの、畳が無いのはなんか不安ですよね。だから家作りの時に、どうしても和室入れちゃう。親も「和室は必要でしょ」って執拗に言うからね。でも、みんな使いこなしているのかな。
こんばんは。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
昔から、リビングの横に和室を作る事に、ちょっとした違和感がありました。
だって、どんなに素敵な洋風リビングを作っても、となりに和室が見えてたら、インテリア台無しじゃん!と思うのは私だけではないはず・・・と思っていたけど、案外そんな風に思う人少ないんよね(´・ω・`)。私って変なのかな・・・。
ま、それはともかく、リビングの横の和室を上手に使っている人って、あまりいないような気がするのです。
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めちゃ使っている人は、「リビングとの間仕切りを閉めている」

開けると広い立派なリビングなんだけど・・・開けられない。
もちろん活用されてはいるのですが、
例えば「母と子の寝室」にしたり、「子供の遊び部屋」にしたり、「洗濯物を干す場所」「なんかいろいろ突っ込んでいる人」・・・
使えば使うほど、リビングからは見せたくないプライベートな場所になってしまう。
しかも扉をしめたら、夏と冬という年に半分の季節は「その空間には空調が効かない」というデメリットも生じる。
夏の「暑っ」冬の「寒っ!扉しめて!」
という家族の声に、隣の和室との仕切りは開けられない・・・という悲劇に見舞われる。
・・・南側の一等地にあるのにね。
私達の「和室」のイメージと、現実との乖離

今の私達がイメージするのはモノを置いていないイメージが強い「古き良き理想的和室」。
というわけで、現代における「和室」の役割て本当に中途半端な感じだとおもう。
昔ならば、「法事などの親族が集まる時にリビングを広く使うため」とかいう理由もあって「続き間」としての可能性を残すためにリビングの横に作られていたのだろうけど
正直今は、法事は家ではしないし、
うちの実家では、結局客間としても使われなかった。(数回は法事ができたからそれでいいとする。)
なぜならそこにお客さまを通す前に、生活感あふれるリビングを通るのだから、「もうええわ」的に、リビングで接客してしまうし、そこまで気を遣うお客様はそもそも来ないのである。
最終的には、実家の元立派な和室も、もれなく「洗濯物を干す場所」&「子供たちのレゴワールド」に成り果てたのでした。
ステキ和室を夢見ていた母の失望ははかり知れない。が、家族が増えた今、そんな悠長な事は言ってられなかった。
何も置かない「ステキ和室」は、現状では実現は相当難しい・・・というのは、いろんな家を見てもそう思うからたぶん間違いない。
別の視点・「畳」のマルチな能力

写真集「TOKYO STYLE」より。
と、ここまで書いたら
「竹内さんはアンチ和室派なのね」と思うかもしれないけどそうではない。
確かに昔は「和室いらなくね?」と思っていた私だったが、実際に和室を作ってみて、そこで生活してみると、かなり居心地がよく、日本人に合っている事を実感したのです。
畳は日本の気候にとてもあっていて、冬暖かく、夏涼しい。脚ざわりがよくてそのままごろ寝もできる。
へんにラグなんか敷かなくてもいいから清潔だし、掃除もらく。
親を泊めるにも、フローリングの上には布団てちょっと抵抗あるしね。
なにより「こたつ」が似合う。
洋風リビングはお洒落であればあるほど「こたつ」が置きにくいけど和室ならばばっちりハマる。
こたつのある暮らしって、まじ幸せだもんね。
要するに、畳は本来、床に座りたい私達日本人を寄せ付ける魅力がある・・・という事。
そして、畳は「もともとあった私達の気取らない暮らし方」を思い出させてくれる。
書いてたら長くなったので、ここで一回切るね( *´艸`)。
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