「散らかる」とは「生きる」事と同じ。
らくちんなのに素敵に暮らせる
「わがまま間取り」
を探求したい
脱力系ライフオーガナイザー®
徳島お片付けラボ
エクリュプラス
竹内真理のブログ
こんばんは。
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
先日ラジオ相談でもお話したこちらの問題。
↓
リビングで散らかし放題やられると、かなりきつい。
イライラします。やりたい放題やられて「片付けなさい」と言っても馬耳東風・・ではstayhomeでなくても堪忍袋の緒が切れます。
宿題のプリントをバーーー!
お菓子の袋、床にビラーーー!
脱いだズボン、切り株ーーー!
そのまま本人は寝っ転がってゲームーーー!

おまっ・・・。いい加減にせえよ。
しかし、身もふたもない事いいますけど、その子をこの年まで育てたのはあなたですよ・・・(´;ω;`)。
果たしてどこで間違えたのか。(ええ、私ももれなくどこかで間違えました。)
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■リビングは家族のパブリックスペース。
実のところ、昨今の「片付けられない」悩みの元は、
スッキリキレイでいつでもお客様が呼べるスペースとしての「パブリックスペース」と、
家族が自由にくつろぐ「プライベートスペース」が混在している事に起因しているというのが私の考えです。
だって、人間生きていると何かしら行動します。行動には「モノ」が付随します。
宿題、ゲーム、お菓子を食べる。趣味をする、本を読む。お茶を飲む。
いちいちきちんと片付けたりできたらいいけど、大人でも難しいのに、子供にそれを完璧に求めるのはまず無理な話なんです。
だって、子供は好奇心旺盛で、あれもこれも気持ちが散りがち。いろんな事を同時進行でやりたいし、いろんなオモチャを混ぜてクリエイティブな遊びをしたい事だってあります。
まず、それは認めてあげてもいいんじゃないでしょうか。
家はくつろぎの場なんです。だらっとしたい気持ちを全否定出来ませんよね。
だから、こういう問題の解決のために、
これからの家作りでは、プライベートリビングと、パブリックリビングを分ける・・・という家作りが必要なんじゃないかと思っているのですが、
現状では、当然リビングは一つしかないので、なんとか改善策を考えないといけませんよね。
■あなたのリビングはくつろぎ重視?スッキリおしゃれ重視?

くつろぎ重視派のリビングだと、突然の来客に焦るには焦るが…そんな事、年に数回だしな・・・。
対策としては、
①プライベートリビング寄りの考え方で、「多少の散らかりは良し」として、合格ラインを下げて家族に協力を促す
②パブリックリビング寄りの考え方で「個人のモノを持ち込むのはいいが、しっかり持ち帰れ」というルールを決める。
の二択になるかと思います。
どちらもアリだと思います。
①ならば、おおらかで笑顔あふれる家庭が築けます。
多少の事は許しあい、お互い様で暮らすことも素敵じゃないかと思います。そんな中で、子供も「他者と暮らす」事、つまり自分なりの快適さの追求と、他の家族の快適さを侵害しない事のバランスを自分の力で見つけ出す事が出来る可能性もあります。
突然のお客様の事は、その時考えればいい。そもそも、そんなにお客様、来る?
②ならば、きちんとしたマナーをもった家庭を築く事が出来ます。
家のリビングは例えるなら「ホテルのロビー」です。きれいに整った空間の気持ち良さを知る事が出来ます。本当にだらだらしたいときは自分の部屋に行きましょう。それはそれでいい教育方針だと思います。立派なお家にお嫁に行けます。
ルールは「リビングに持ち込むモノは最小限に。基本リビングに個人のモノを置くスペースは無し」
境界線がはっきりして甘えが無い分、ルールを守りやすいかもしれません。
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■あなたの「軸」は定まっているか
あなたが「リビングが散らかってイライラする」気持ちはわかりますが、
もしかしたらあなた自身も、時々は「今日は疲れた」と言ってリビングでだらーっとしている時もあるんじゃないですか?
ちらかりの程度の差はあれ、子供からみたら「ママだって片付けしていない時もあるのに。」
という気持ちを抱いているかもしれません。
まずは、あなたの望む「リビングの理想像」が、①か②のどちらに近いか考えるところから始めてみませんか。
対策を考えるのは、そのあとです。
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