バックヤード理論

片付かない理由は「間取り」にある・ずぼらクローゼットのススメ

「片付かない理由は間取りにある」

と言い切ってしまっているが、実際にはもちろん本人のやる気次第で、どんな間取りでも住みこなす事は出来る。

帰宅したとき、コートをわざわざ二階の自室のクローゼットに戻せるならば、

誰も苦労しないのだ。

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しかし、人間は弱いものだから、クタクタになってやっとこさ帰宅したとき、まずはコートとかばんはどどっとそこらへんに、ちょっと頑張る人でもダイニングチェアや、ソファに置いてしまうのは、仕方がないと私は思う。

ひとまず、暖かいものでも飲んで、一息つきたい。

 

ここで几帳面な人ならば、「コートをクローゼットのハンガーにかけてブラシをかけ、かばんを定位置に置いて、手を洗い、郵便物を確認し、そこからやっと一息つきましょう。」という事ができるのだろうが・・・。

いや・・さすがに、二階のクローゼットにコートを置きに行くのは、私は無理だ。

だって、「明日もまた着るのに。」

 

だから、我が家ではリビング入ったすぐの場所に、コートやかばんが「ぼん」と置けるクローゼットを作った。

子供たちが学生だったころは、制服も、かばんもこの中に入れた。

とっても楽チンで、このプランはその後、我が家に来るお客様も何人もが真似をした。

 

通称「ずぼらクローゼット」だ。

 

これが玄関ではダメな理由は、

「玄関で服は脱がない(寒いから)」

 

あくまでリビングの中にあるから、いろんな用途に使えるのだ。

 

リビングにあってほしいもの

その時その時のライフスタイルによって、ここにあってほしいものは変わる。

リビングにあってほしいものは、地味にたくさんある。

・書類・書籍

・薬・スキンケア

・裁縫道具・アイロン等の衣類管理アイテム

・ファッション小物

・工具・電池その他

・文房具

 

それ以外にも、一人分くらいの布団を入れるときもある。

なにかと置き場に困るものが発生したときの、一時しのぎにも使える。

リビングは家族がくつろぐ場だから、細々としたものが必要となるから、それを一気に引き受けてくれる収納場所はどうしても必要になるのだが、

その収納場所のある場所によっては、一気に使えなくなる時もある。

 

テレビ回りの充実収納は使いにくい

テレビ下の収納。ほとんど使っていない。

一時期はやった、テレビ回りの壁面を利用した収納は、今はあまり見かけない。

圧迫感もあるし、なにより使いにくいからだ。

片付けにいっても、テレビ回りの収納の中には、たいがい大したものは入っていない。

 

テレビを見る時は座っているから、いちいち立ち上がって取る、という行為がしにくい

というのと、

立ってテレビ回りでウロウロすると、見ている人の邪魔になる・・というのもあるかもしれないが、

なにより、一番の原因は

「動線から外れた場所にある」という事ではないかと私は思う。

 

部屋の中にも「よく通る動線」と「あまり歩かない動線」がある。

よく通る動線上にないと活用しない。

人間とは、本当に無精なものだとつくづく我が身を振り返る思う今日このころ。

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まとめ

「リビング収納はコートもバックも入る大きさで、動線上に作ると、ずぼらな人には超便利」

以上でした!

 

徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理

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