「片付けが苦手」という洗脳

【「片付けが苦手」という洗脳】「片付け」という「見えない家事」

「片付け」の辛いところは、苦手だと即支障が生じるのに、きちんとした「労働」とみなされない不遇の家事であるところか。

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こんばんは。

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エクリュプラス竹内真理です。

今日からは【片付けが苦手という洗脳】というテーマでお話します。

 

■苦手だと即支障が生じる「片付け」という「家事とみなされない」家事

片づけが苦手な事で本当に困り始めるのは、結婚してからかもしれませんね。

料理は苦手でも、外食や、手軽な食品がたくさんあるからどうにかこなせるかもしれないし、

掃除や洗濯も、家電が発達して、なんとかなったりする時代です。

 

でも、片づけというのはなかなか、外部に頼りにくい。(特に今までは)

 

私は一時期「〇スキン メリーメイド」のバイトをした事があるのですが、

片付いていない家に掃除に行くとき、そのごちゃごちゃした状態をいったんキレイにどかして、掃除したあと、また同じようにごちゃごちゃを再現するんですよーーー。(だって、ごちゃごちゃ見えても、家主には家主なりの配置やこだわりがあるかもしれないから。)

『掃除と片付けは別なんだ…』とつくづく思った出来事でした。

 

そして、片づけとは、家主が一緒にやらないと、勝手に外注業者が片づけたら、とんでもない事になる(モノの場所がわからなくなる、不要なモノまで収納される。)、と言う事。

掃除の外注とは、全く違う世界なんだという事も、そのバイトで理解したのです。

 

そんな風に、片づけとはどんなに苦手でも、地味に逃げる事が出来ない難儀な家事の一つなのです。

 

 

なのに、なぜか家事の中では影が薄い

いまだに多くの人の頭の中では、「片付け」は『掃除』カテゴリーに入れて考えられている節があり、

私の仕事の事も、「片付けの仕事」と何度言っても、『掃除の仕事』と勘違いされることはよくあります。

 

片づけとは、「モノを端っこに寄せる」みたいな印象なのかもしれませんね。

でも、「料理」「育児」「掃除・洗濯」全ての家事をこなすためには、なんだかんだ「モノ」が必要であり、

それらの「モノ」を管理するのが「片付け」であるから、

「片付け」って、全ての事のベースなんだけどね。

 

ベースすぎて、「片付いているのが当たり前」という意識がまだまだあるのだと思う。

例えるならば、「道路のアスファルトは整備されているのが当たり前」みたいな感じかもしれない。

 

当たり前は、感謝されない。

なのに、出来ていないと「なんで?」となる。

本当は高度な技術と思考を必要とする作業なのに、そんな感じなんよね。「片付け」って。

 

その他の家事は、代行が効くのに、片づけの代行は効きにくい(自分不在じゃできない)。

難しいのに、出来て当たり前という風潮がある。

そして、片づけが出来ない事で、生活にすぐに支障が出始める。

 

「片付けが苦手」とは

単に「数学が苦手」「走るのが苦手」「料理が苦手」などの得意不得意とはまた別の

全てのベースになるスキルだけに、逃げ場がないという

想像以上に結構辛い環境なのです。

 

続く(^^。

次回は「【SNS】収納内部まできれいを目指してしまう「白いボックス収納」信仰」です。

 

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