つくづく思う事だけど、全部を兼ね備えた家作りの「専門家」って、いないんじゃないかな。
らくちんなのに素敵に暮らせる
「わがまま間取り」
を探求したい
脱力系ライフオーガナイザー®
徳島お片付けラボ
エクリュプラス
竹内真理のブログ
こんばんは
徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。
建築の専門家でもないのに、建築の片隅に人生の半分以上を投じて生きてきて感じる事は多々あります。
特に最近ではコロナの世界的影響により「日本の住文化」は大きな転換期を迎えていると如実に感じていて
個人の消費や考え方は、より「量より質」「大から小」へ進んでいくのではないか・・というのが私の考えです。
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■「家を建てる専門家」のこだわりポイントはそれぞれ。しかも結構狭い。
というわけで、有り余る時間を住宅関連のYouTube等を見て過ごしている私なのですが、
つくづく、「人によって見る視点がめちゃくちゃ違うし、結構狭い。」と言う事を実感します。
例えばある人にとっての「よい家」とは、いかに「暖かいか(断熱・明るさ)」の話に終始していたり、
オシャレなデザイナーさんの話なら、「いかに素敵に見せるか」ばかりだったり、
「家作りでやってはいけないもの」を伝えたい人は、デメリットばかりに目が行っていたり・・・
まあ、そういう意味では私は「片付けやすい」に特化した発信ばかりしていますし・・・
どうしてもこういうブログや、YouTubeで情報を発信すると、自分の主観でモノを言ってしまわざるを得ないですから、
発信の内容が偏るのは仕方ないと思うのですが、それだけ「家作り」てのは「総合的」なものであって、一人が全てを賄えるわけがないのに、実際は賄おうとしているのが現状と言う事です。
■専門家によって、言う事は違う
まあ、それは仕方がない事として、情報の受け取り側として皆さんに問われているのは、
「専門家によっていう事は違う」という事をもう一度、忘れないようにしないといけない・・と言う事です。
家作りをするときに、ほとんどの人は「頼る専門家は一人」となります。
その人は「デザイン」「性能」「コスト」どこが得意なのか。
完璧な人間がいないのと同様、完璧な設計士さんなんていないし、完璧な家も存在しないのです。
存在するのは、プラスマイナスまるっと認めて、「あなたの気持ちに一番フィットする家」があるだけ。
と言う事は、あなたが、自分が求めているものは何か・・・を必死でアウトプットしながら、専門家に伝えていくしかないんだけど、
それもまた、難易度高いっちゅーか・・・
例え自分の気持ちが上手にアウトプット出来て、言葉で伝えられたとしても、「ほんなんやめときない(←阿波弁)」とスパン!と却下されることもある。(地場の工務店あるある)
設計の自由度が高い設計事務所に行ったとしても「キラキラしたあなたの夢の希望」に対して、頭ごなしにマイナス面を並べて来られちゃうと(マイナス面を言っとかないと後が大変だからね)
よほどしっかりした『こうしたい!』ってのがないかぎり、心が折れて
「・・・じゃ・・・やめときます(´;ω;`)うぐ」となりがちです。
正直、
ウォークスルー玄関も、
吹き抜けも、
素敵テラスも、
暮らしの必須条件じゃないからこそ、たんなるぼやっとした憧れだけで導入すると、
「やっぱいらんかったな💨」となってしまうから
リアルなネガティブ提案は、聞いていて損は無いのです。
ただ、
「いや!私はこんな理由でこれが欲しい!」という明確な欲求がある場合はその範疇ではなくて、
オジサマの忠告や、あらゆるデメリットもまるっと含めて、それでも導入する!という理由と意思があるならば、
その家は、あなただけの大満足houseとなるでしょう。
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■収納・暮らしのプロは工務店やハウスメーカーには「いない」。
そして、私もかつて勘違いしていたけど、
家作りのプロは、収納片付けなどの、暮らしに関してもプロだと思ってしまいがちだけど、ほとんどの場合、そうではありません。
ふつうの人よりは、いろんな事例のメリットデメリットを多少は知っていますが
それも人によって差があります。
家事を全くしない営業マンや、独身で子育てもしたことが無い若い設計士さんが
リアルな暮らしを考えて収納計画をしてくれる・・・というのは難しい問題だと普通に考えて思います。
例え、整理収納アドバイザー等の資格を持っているインテリアコーディネーターさんや設計士さんがいたとしても、工務店などに努めている限り、片づけ・収納に関わる時間って、ほとんど無いのが現状でしょう。
テキストで学んだ知識では、なかなか活用しにくいのがこの「暮らし」の分野です。
あなたがそこに重きをおくのであれば、
やはりそこは「収納のプロ」に別枠で相談するほうがいい…と、手前みそながら思います。
あなたがどんな家を建てたいのか。
どんな暮らしを求めているのか。
本質的な部分をしっかりと思考の整理していくのも、私たちの役目です。
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