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日本人的ソファ活用法と、これからのリビングスタイル再考

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こんばんは。

徳島お片付けラボ
エクリュプラス竹内真理です。

「日本の暮らしにほんまにいるんかいな(本当に必要なの?)シリーズ」第二弾

今日は「ソファ」編です。

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■ソファ、本当に必要?

 

ダイニングテーブルよりは、ソファのほうが「無くてもいいかも」と考えてみた人は多いのではないでしょうか。

というのも、日本人はソファをそんなには活用していない…と言う事が、みんなもうっすらわかっているからです。

「日本人らしい暮らし」って何だろう。

■ソファは背もたれ。座るのは床。

こたつ大好き我が家のリビング。 ソファは常に猫が座っているから、毛だらけでもはや座る気がしない。

これはもう、よく聞く話で、「うちのソファは背もたれ」と公言している人も多い。

床が落ち着くんよ。

夏はひんやりして気持ちがいいんよ。

ソファに座ると、他の家族と目線が合わなくなる。

一人の時は座るけど、みんなといる時は床に座るよ。

だって、ソファ席、みんなの分ないもの。

 

■ソファは常に「人」ではなく「モノ」が乗っかっている。

ソファは畳んだ洗濯物を置いておくのにちょうどいい高さ。

座りたいけど座れないって場合もある。

床に置くのははばかられるものを、ちょいと置くのにちょうどいいソファ。

かばん、洗濯物、脱いだ服、宿題、ぬいぐるみ、・・・・

上げだしたら、きりがないほど、ソファについ置いちゃうものってたくさんある。

ていうか、片づけ=床のモノをソファに置く・・と思っている家族もいたりして。

そうじゃない、そうじゃないんだよぅ。

 

■ソファは背もたれ&棚

 

背もたれと、モノを置くための棚。

そういう意味では、リビングで大活躍の「日本のソファ」。

でも、それがゆえに「片付いていない部屋」を演出している元凶だったりもする「日本のソファ」。

忘れがち!こんなにもある「【裏】でやりたいリアルな暮らし」

もし、戦後、日本もくつを脱がないスタイルになっていたら、ソファのある暮らしももっと洗練されていたのでしょうか。

 

■インテリアの要として必要なソファ

 

とはいえ、洋風のリビングにソファ的なものが全く何もないと、リビングがスカスカして、おさまりが悪いってのはある。床がただ広がっているとか、体育館かって感じになるからね。

今の家はリビングが通路も兼ねている事がほとんどだから、床にごろ寝したいけど、横でパタパタとママが歩いていると落ち着かないのよ。

ソファが無いころは、とても寒々しいリビングでした。

リラックスとは、背中が守られているから出来るもので、

後ろがスカスカだと、背後から敵に襲われるかも・・・とか、思っちゃうのかしらん(思わんか)。

背もたれ欲しい。

てか、ちょっと囲われたい。

 

ソファは、リビングをちょっと囲う役割も担っているような。

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■自分にとって本当にくつろげるスペースとはどんなスペース?

 

「広いリビング」は人類共通の憧れ、理想のカタチと思っているかもしれないけど、

実のところはどうなんでしょうか。

本当は居酒屋の個室みたいな小さな空間も「落ち着く」と思っている自分がいたりするかもしれないし

気配を感じつつも、ちょっと家族と離れた場所で、スマホをいじる時間が欲しいと心の底では思っていたりするかもしれない。

 

全員が同じ場所に居たい時もあるが、

そうじゃない時もある。

でも、二階の個室にこもるのはちょっと違う・・・・

 

リモートワークで家族が一緒にいる時間が今後も増えそうな今、

私たちがイメージする従来のリビングとはまた違うカタチを模索したっていいじゃないか、と思うのです。

 

自分に必要な生活のシーンは?

家族でテレビを見る時間

個々が好きな事をしつつ過ごす時間

お客様を呼んで楽しむ時間

・・・・後、どんな事をあなたはリビングでしたいですか?

 

それらの事を床面積に限りがある一つの家で賄うには、どうすればいいのでしょうね。

 

「大空間リビング」という固定概念を手放したら、おちつく居場所が複数ある家

ってのも、実現可能にはなります。

 

【ちょっとの変化で大違い】「楽に生きる」を叶える新発想の和室リビング案

 

「雑誌に載っているような素敵なリビング」を、自分はどこまで必要としているのか、

頭をいったんリセットして、常識の枠から出てみるのも、一つの楽しい冒険です。

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「自分の意見が反映されていない家に愛着が持てません」に対する回答例

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