こんにちは‼️
オンライン手描きパース教室「復刻手描きパース」の
竹内真理です。
私は小学校の時から「絵が上手いまりちゃん」と呼ばれていた。
常に枕詞のように「絵が上手い」と言われ続け、
元々あんまり自信満々の陽キャではなかった私は
内心「私は絵しか褒めるところがないんだろう」と感じていた。
中学校になっても、同じような扱われ方をしていたが
漫画を描く友達ができて、それが楽し過ぎて
それ以外の世界に関して気にも留めなかったというか
あまりものを考えていなかった。
高校になったら、逆に「漫画を描く=オタク」と言うイメージから脱却したくて
絵を描くことを隠すようになった。
美術クラブに入るのもやめて、
バトミントンクラブに入るものの、
性に合わずにすぐやめた。
ある時、美術の先生に
「描いてみないか」と誘われ
大きな油絵を描かせてもらった。
もう一人の美術部の男の子と二人。
先生が用意してくれた写真の中で
緑に埋もれかけている廃墟の写真を選んで
ただ、淡々と
一緒に書いている男の子と話すこともなく、
ただ描いた。
その絵は県展に出展されたが、残念ながら入選することはなかった。
初めて出すのに、当たり前の話だが
先生が「いい線まで行ったんだがな」と言った言葉を
高校生の私は素直に信じた。
「・・・惜しかったな。もう一度いつか、チャレンジしたい」
そう思ったのを覚えている。
人には必ず、その人があまり努力しなくてもなんか出来てしまう
得意なことがあるらしい。
私の場合、その能力の一つは間違いなく「絵」なんだろうと思う。
私よりも上手い人はたくさんいるから、それで食べていくことはできないと判断して
絵の世界に進むことはあっさりと諦めた私だったが、
私よりも上手い人がいるから、そんな能力に意味はない、と思って封印するのは
どうも違うんだろうと今では考えることができる。
少しでも使える能力は、何かの形で社会のために使わなきゃ・・・・。
こんな私に
できることは何か、を考えなきゃ。
私がこの世に生まれてきた理由はわからないけど
だからこそ、できそうなことは、なんでもやってみなきゃ。
だから、私は、絵画教室を開こうと思ったんだ。
あなたは何のためにこの世界にやってきた❓
得意なこと、
好きなことが
多分あなたのお役目だよ。
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